こんにちは!
台湾駐在ママのUNIです。
以前の記事で、台湾駐在が決まってから進めた準備についてまとめました。

今回からは、その中で実際にどんなことを考え、どのように準備を進めたのかを、ひとつずつ振り返っていきたいと思います。
駐在準備シリーズ1つ目は、「住むエリア探し」についてです。
我が家が実際にどのように住むエリアを検討し、何に悩んだのかをご紹介します。
これから台湾駐在や台湾移住を予定している方の参考になれば嬉しいです。
家探しの前に始めた「住むエリア探し」
海外駐在が決まり、真っ先に頭に浮かんだのは「家」のこと。
転勤族で過去にも何度も引越しを経験している我が家。転勤が決まった時の段取りはある程度わかっているつもりですが、今回は初めての海外への引越し。日本と同じように進めるわけにはいきませんでした。
夫の会社に家探しの相談をしたところ、「まずは住みたいエリアを決めないと物件探しが難しい」と言われたけれど、観光で行ったことがある程度で、台北の地理感覚もほとんどなかった私たち。
- 台北に日本人街ってあるの?
- 他の駐在員はどんなところに住んでいるの?
- 治安の良いエリアってどこ?
など、わからないことだらけでした。
そこで私たちは、家を探す前に、まず「住むエリア探し」から始めることにしました。
まずは日本人が多く住むエリアを調べることから
以前、ベトナムで海外駐在員をしていた友人から、国によっては「日本人街」や「韓国人街」と呼ばれるエリアがあると聞いたことがありました。
その話を思い出し、台湾にも日本人が多く住むエリアがあるのか調べてみることにしました。
海外では、日本人学校や日系スーパー、日本語対応の病院などがあるエリアに、日本人駐在員やその家族が多く住んでいることがあります。
台北にもそうしたエリアがあるのであれば、初めての台湾生活でも暮らしやすいのではないか。
そう考えて調べてみると、中山・士林・天母・大安・信義など、日本人が多く住んでいるとされるエリアがいくつかあることがわかりました。
そこで、それぞれのエリアについて詳しく調べることにしました。
中山エリア|最初に候補にした便利な街
最初に調べたのは、台北市中山区です。
中山区は台北市の中心部にあり、ショップや飲食店が多く、空港や新幹線へのアクセスもしやすいエリアです。
旅行が好きな我が家にとって、移動しやすいことは大きな魅力でした。
さらに、夫の勤務地からも近かったため、中山を最初の家探し候補にしました。
エリアの特徴
- 台北中心部に位置する
- 日本人駐在員も多い
- 飲食店や商業施設が多い
- MRTで各地へ移動しやすい
物件事情
- 単身者・夫婦向け物件が比較的多い
- ファミリー向け物件は天母より少なめ
- 利便性が高い分、家賃は高め
教育環境
- 日本人が通える幼稚園がある
- 通園可能な選択肢は比較的多い
生活のしやすさ
- 台北駅や松山空港へのアクセスが良い
- 外食や買い物に困らない
- 日本食レストランも多い
大安・信義エリア|都会的で洗練された街
中山以外で気になったのが、大安・信義エリアです。
台北の中でも都会的な雰囲気があり、おしゃれなカフェやレストランも多く、暮らしやすそうな印象がありました。
また、夫の会社の方からおすすめされたインターナショナルスクールもこのエリアにあり、教育面でも気になる場所でした。
特に大安区の中でも中山寄りのエリアであれば、夫の通勤や生活の便利さも含めて候補にできそうだと考えていました。
エリアの特徴
- 台北を代表する人気エリア
- 商業施設やオフィスが多い
- 洗練された街並み
物件事情
- 高級マンションが多い
- 家賃は比較的高め
教育環境
- インターナショナルスクールや私立幼稚園が多い
- 英語教育を重視する家庭にも人気
生活のしやすさ
- 百貨店や飲食店が充実
- MRT路線が多く移動しやすい
士林・天母エリア|日本人に人気の住宅街
もうひとつ気になったのが、士林・天母エリアです。
このエリアは日本人駐在員が多く住むことで知られており、高級住宅街としても有名です。
ファミリー向けの物件が多く、落ち着いた住宅街が広がっているため、子育て世帯にとって住みやすそうな印象がありました。
一方で、夫の会社がある中山エリアまではMRTで30分ほどかかるため、通勤面では少し不便になります。
また、調べていく中で、日本人学校が士林区の天母エリアにしかないこともわかりました。
当時はまだ娘が幼稚園児でしたが、数年後に小学校へ通うことを考えると、日本人学校への通いやすさも無視できないポイントだと感じました。
エリアの特徴
- 日本人駐在員が多い
- 落ち着いた住宅街
- 子育て世帯が多い
物件事情
- ファミリー向け物件が豊富
- 広めの間取りも見つかりやすい
- 家賃は高め
教育環境
- 台北唯一の日本人学校がある
- 日本人向け幼稚園が多い
生活のしやすさ
- 日本のデパートやスーパーがある
- 公園が多い
- 日本語対応のお店や病院も多い
どのエリアにも魅力があって決めきれない
最初は夫婦そろって中山派だった
台湾駐在が決まり、家探しを始めた当初、私たちは夫婦そろって中山エリアが第一候補でした。
理由としては、
・夫の会社から近い
・空港や観光地へのアクセスが良い
・有名な飲食店に行きやすい
・カフェや雑貨屋さんが多い
・デパートやスーパーが多い
など、旅行やお出かけ、食べることが大好きな我が家には、特に魅力的なエリアに感じられたからです。
他に調べることもなく、最初は「中山エリア一択で決まりでしょ!」と思っていました。
幼稚園を調べ始めて増えていった居住地候補
「さあ住むエリアが決まった!」と思い、中山区にある幼稚園情報を探し始めました。
そこで大きな壁が。
それは、「中山駅の近くには、日本人が通える幼稚園が少ない」ということでした。
さらに幼稚園情報を探してわかったことが、
- 日本人向け幼稚園が多いのは天母だということ。
- 台北市の日本人学校は天母にしかないということ。
- インターナショナルスクールで使われる言語は、英語と中国語だけだということ。
また、日本人向け幼稚園以外の園では、日常のやり取りだけでなく、申請書やお知らせなどの書類も基本的に中国語だと聞き、出国前から言葉の壁を感じた瞬間でした。
最初は中山エリア一択くらいの気持ちだったのに、どんどん「天母の方がいいのかな?」と考えるようになっていました。
小学校まで見据えて考えるべきか悩んだ
最初は便利な中山に住もうとウキウキだったのですが、どんどんエリア探しの沼にハマっていきました。
夫の駐在期間は1年以上、長くなると5年程度になる可能性もあり、これからのライフプランまで考えて家選びをしなければなりませんでした。
3年後には娘は小学生。
最初から天母に住むのが良いのか。
それとも利便性を優先して中山に住むか。
夫婦で何度も話し合いました。
なかなか決めきれずにいた時、夫がこんなことを言ってくれました。
「俺は会社に行っているし、家で過ごすのも幼稚園の対応をするのもUNIだと思う。だから、UNIが住みたいと思うところにしよう。」
その優しさにうるっとしつつ、自分の優柔不断さにイライラしつつ。
それでも自分たちにとってどこが一番住みやすい場所なのかを考え続けました。
住む場所も決まらないまま台湾へ
そして、結局。
実は日本にいる間には決めきれず、エリア探しは、家を探すギリギリまで悩みました。
中山も魅力的。
天母も魅力的。
大安も気になる。
最終的に、「実際に現地を見てから決めよう」ということになり、住むエリアを完全には決めきれないまま台湾へ渡航することになりました。
今振り返ると、それも間違いではなかったと思います。
実際に暮らしてみないとわからないこともたくさんありましたし、現地で街の雰囲気を見たことで、家選びの基準も少し変わりました。
台湾に到着してからの家探しについては、また別の記事で書きたいと思います。
・台北で家を探す前に、まず住みたいエリアをある程度決めておく必要がある
・日本人が多く住むエリアでも、中山・大安・信義・士林・天母で雰囲気や暮らしやすさが違う
・通勤のしやすさだけでなく、幼稚園や将来の学校のことも考える必要がある
・日本人学校の場所によって、将来の住むエリアの選択肢が変わる
・駐在期間が何年になるかによって、住むエリアの選び方も変わってくる
・日本にいる間にすべてを決めきるのは難しく、最終的には現地で見て判断することも大切
